貴方の声が、届かなくなるまでは
存在理由
いつも、前を向いているのね
血の乾かない傷を隠して
どんなに辛くても
どんなに苦しくても
その道の先に、「救い」がなくても
貴方はひとり歩いて行くのね
あの夏の日
私の中に貴方が宿った
強くて弱い、その姿
ただ、傍にいたかった
貴方を傷つけるすべてのものを壊したかった
貴方の為に、傷つきたかった
あれからどれだけ経ったのだろう
貴方の強さも弱さも
優しさも厳しさも
全部、私の中にあるから
たとえ貴方の中に私が居なくても大丈夫
泣いたりしないから
せめてこのままでいさせて
もうすぐ来る最期の時まで
貴方のすべてを、守っていさせて
天上天下、五十鈴 絵美の独白・・・のつもりです(爆)
個人的に自己犠牲型の女性は好きです(でも鬱陶しいのは嫌い)
本当は彼女が暗器使いになった「きっかけ」も書きたいんですが
とりあえず、もう少し精進してからにします・・・